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津市丸の内の住宅 I邸|カフェ&土木事務所&住宅の複合建築
三重県津市丸の内。本計画は住宅・ドッグカフェ・土木事務所という三つの機能を一体化した建物です。異なる性質を持つ用途を、無理なく一つの建築へ統合することがテーマでした。
パブリックからプライベートへ
複雑になるプログラムを解くためにゾーニングは敷地との関係を整理しつつ、極力シンプルかつ明確にする必要がありました。
- 敷地角にドッグカフェ(最もパブリック)
- その脇に事務所入口
- 住宅入口は裏側に配置
街に開く部分から次第にプライベートへと移行する構成。用途の混在ではなく、秩序ある重なりをつくっています。
全景・外観|塊から顔を出すボリューム
建物全体はグレーの塊として構成。そこから店舗部分とアクセントとしての窓が景色のシンボルとしてボリューム化されています。


1F DOG CAFE
道路に面してオープンな雰囲気。地域の人が夜遅くまで気軽に集まれる、街のリビングのような存在を目指しました。角地という立地を最大限に活かしています。


2〜3F:住居
住居は上階に配置。リビングは3階とし、バルコニーへと連続する開放的な空間を確保。
H鋼の鉄骨フレームはあえて表しとし、構造体そのものを空間の要素として扱っています。









土木事務所のオフィス|素材の象徴化
事務所エリアは鮮やかな赤を基調としてイメージを一新。床には実際にアスファルトを施工。土木という仕事を空間で体現するデザインとしています。





設計コンセプト
- 三用途の統合設計
- 明快なゾーニング
- 角地を活かした計画
- 鉄骨造の構造表現
- 事業と暮らしの共存
単なる併用住宅ではなく都市型複合建築の小さなモデルケースとして取り組んだ事例です。
