老朽不動産をどうにかしたい。その2

老朽不動産をどうにかしたい。その2

 

こんばんわ

前回に引き続き「老朽不動産をどうにかしたい。」のその2です。

 

前回のブログはこちら

imumasa.hatenablog.com

 

街歩きをしていると不思議なくらい「これ、使ってるのかなあ??」的老朽化不動産に遭遇します。

状況として完全に未使用なのか、オーナーさんが住居として一部だけ使用しているのか、実は売りに出しているのか、いろんなパターンがあるとはおもいますがおそらく

『わたし、固定資産税ぐらいの出費、たいした事ないもんねー』

と、心に余裕のあるうらやましいオーナーさんがこの世界には想定以上にいらっしゃるもんだ!!と勝手に想像して驚いています。

 

まあ、あと例えば我が子に相続させるまでフリーな状態にしておきたい、というオーナーの方も一定数いらっしゃるのかもしれません。何年後かに相続人の意思で自由に売却なり解体なり選択しやすくしておきたい、ということで。

 

そういった名古屋古ビル遊休不動産mapなるものを時間みつけて作るぞーー、と思いたったのはいつのことか、

『味のある遊休不動産map』  そろそろ誰か作って

と、思っています。

 

ガラッと生まれ変わらせる事ができれば所有者にとってだけではなく街の資産として、そして賑わいの拠点にもなり得る可能性のあるモノはゴロゴロコロコロと転がっています。もったいないですもんね。

 

役目が終わったわけではなく、いまは”休んで”いるだけ。

 

過去の歴史が染み込んでいるからこそ新しい役目が人々を惹きつける。そんな場所として遊休不動産がもっと活かされてほしいものです。

 

さて、話を戻して

〜1階奥インショップ カフェ  〜

又貸しテナントとして小さなインショップカフェがあります。小さいですけどちゃんと必要設備を備えもちろん飲食業許可を取れるテナントとなっています。

売り場に向けてカウンターを設け、買い物終わりのちょっとした休憩に使っていただけます。ハイカウンター&ハイスツールでカウンター越しに軽くおしゃべりをしながら。

 

〜中2階 ちょっとした飲食スペース  〜

中二階にもともとあった天井高さの低いスペースはちょっとした飲食スペースとして整備。1階のカフェで買った物、スィーツ、お弁当を持ち込んでもらってセルフで食べてもらうスペースです。

もともとあった手摺は作り直し、後ろに見える壁は何もいじっていません、白く塗っただけです。

そして合板とスチールアングルで作った60cm角のテーブルとデザインバラバラの椅子を配置。天井が絶妙に低い事もあり、プライベート感のある場所として人気の場所です。

 

〜2階  食料雑貨・精肉・生魚とイベントスペース 〜

店内の大きな階段から2階に上がりとキッチュエビオの売り場が続きます。

ジャム、ソース、ピクルスなど輸入モノが並びます。棚はスチールアングルと合板で空間に合わせて作ったもの。棚の高さをあえてずらして目線を動かす楽しみにつながるようにしています。

食べ物というかおもちゃを見て楽しむような感じを演出しています。

 

こちらはズラッとワインコーナー。

手前に2本並べてその後ろに10本が横向きに積んであります。つまり一つのスペースでちょうど1ダース分を並べられるようになっています。

材質は前述の棚と同じ物を使って制作。これだけ並ぶと迫力がありますえね。

 

こちらは窓際に設けられたイベントスペース。料理教室、試食会に使われました。(現在は店舗に改修済み)

 

〜3階  オーダーメイド靴 和靴 勝謹製 〜

そして3階にあがると

オーダーメイドのシューズショップ、和靴 勝謹製(なごみぐつ かつきんせい)さんの工房兼ショップとなります。

 

店舗というより工房みたいな機能が中心になります。コンクリートブロックと無垢のマツの板で作った大きなカウンター、その内側が作業スペースとなり靴つくりワークショップもおこなわれました。

ホコリが出る作業だけは奥の仕切られた個室でできるようになっています。

 

窓際には展示スペースを設置、革靴がよく似合います。

 

3階なので窓の外の景色がまたいちだんと素敵な場所です。

 

〜4階  イベントスペース・レンタルスタジオ 〜

そして4階は間仕切りを撤去した大きな空間として様々なイベントができるスペースとしました。4階以上となるとお客さんの誘引力的に物販、飲食利用としてはちょっとハードルが上がります。

なので特定の目的をもって来客してもらう機能、業種がリーシングとして適してきます。レンタルオフィス、イベントスペースなどですね。

 

オープニングでは絵本作家さんと彫刻家さん、そしてガラス作家さんからなるコラボ展が開催されました。

コンクリート表しの荒々しく手触りのある空間はギャラリーにも相性がとても良い。

あれからもうだいぶ時間が経ちました。

眼の前のセントラルパークは樹木が伐採されたりと、さっぱり様変わりをしていきましたがこの場所が元来持っている「地の力」は健在です。

一時期は(費用を払って)歩道にテラス席を設けたりもしましたがコロナの時に一旦終了しました。

でも幅広い歩道が目の前にあるというのもとてもポイント高いですね。また使われるべきでしょう。

 

〜 再び現役ビルとして 〜

そんな古ビル再生プロジェクトを振り返ってみました。

(現在は3階および4階は変わっています)

 

まだまだ現役ビル。

これからも沢山の方の日常生活の中で利用されていく事でしょう。記憶や歴史が積み重なって渋みとなって愛される場所として復活。

そんなビル活用がこれからもどんどん進んで行くと思います。

 

みなさんもぜひ立ち寄ってくださいね。

もし「このビルどーしよー」とお困りでしたらぜひご相談ください。

 

ではでは。

 

〜おしまい〜

 

 

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* 2017.12.1 法人化に伴い井村建築設計から社名をgimbal worksに変更