和食カフェ せきやま

https://www.instagram.com/sekiyama_kasugai

<ファサード>

鉄骨造3階建ての1階部分にある飲食店です。静かな通りに面しつつも青と白の2カラー暖簾がお店のアピールとなります。

長年、仕出し屋さんとして地元に親しまれたお店がコロナ禍を乗り越えて客席を持つ和食カフェへ業態変更を行いました。

 入口には屋号「和食カフェ せきやま」のシンプルなサインを設置

客席と動線を緩やかに仕切るのは半透明の暖簾、中央には前田家の家紋があしらわれています。また、昔、仕出しの際に使われていた木製のおかもちを積んでディスプレイしています。

<客席エリア>暖簾、大きな一枚板のテーブル、ベンチシート、奥に見えるのは作品展示用の可動壁。

4枚の移動可能な壁が展示のバリエーションを様々に作り出します。客席を仕切りつつ両面が展示壁となっています。

春日井市在住の日本画家、西田麻紀さんの作品を展示してもらいました。

10名ほどの貸し切り可能な個室スペース。ヒバを青く染色して製作した製引戸、かつての母屋で使われていた欄間を使い仕切ってあります。

一枚板テーブルと奥にみえる展示スペース

朱塗りの板は昔つかわれた木製ばんじゅうを解体したものです。記憶を持つ古い材を様々な場所に使いました。

客席の一角に設けられたギャラリー。周囲3面が有孔ボードに囲まれており、スポットライト照明は位置や角度を自由に調整可能です。

手洗いスペースとトイレ

仕出しといえば「せき山」さん。よく法事の際に「せき山でお弁当頼んでおいたからねー」という母の言葉はよく記憶に残っています。そんな私自身にとっても子供の頃から馴染みのあったお店の改修にかかわらさせてもらいました。

店内には古き懐かしい物がいっぱいありました。看板、仕出しのおかもち、ばんじゅう。それぞれ無垢の木の板を使った立派な物です。これらをなんとかしてデザインに組み込んでいきたい!

という思いがこのプロジェクトの大きなポイントとなりました。

木彫りの立派な暖簾。さて、どう使おうか???

工事がスタートしいろんな物を撤去してガランとした店舗内。大きな厨房でたくさんの仕出し弁当をつくってきた場所です。

大きく「せきやま」とライトアップされた屋外看板。かつての店内の窓枠を使っています。

新鮮な魚介類、手間ひまかけたやさしい味の小鉢が嬉しい食事を楽しめるお店です。

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