MOBTOWNミナミシモハラ|愛知県春日井市の戸建て賃貸
愛知県春日井市市に計画した「MOBTOWNミナミシモハラ」は、戸建てによる賃貸住宅として、入居者の暮らしやすさと事業性の両立を目指して企画・設計したプロジェクトです。
住戸を独立させながらも、居住者同士がゆるやかにつながる環境をつくることで、
ここに住む価値そのものを高めることを目標としました。
建設地:愛知県春日井市
用途:住宅(賃貸物件)
構造・規模:木造2階建て (A〜B棟共通)
敷地面積:629.52㎡(全体合計)
延床面積:A棟 99.38㎡ B棟 99.38㎡ C棟 99.38㎡ D棟 99.38㎡
建築面積:A棟 58.88㎡ B棟 59.0㎡ C棟 58.9㎡ D棟 57.97㎡
竣工:2018年3月
設計・監理:合同会社ジンバルワークス
- 第27回 愛知まちなみ建築賞 受賞 → https://www.pref.aichi.jp/soshiki/koen/machiken200117.html

配置計画:2面接道を活かし各戸に2台ずつ駐車場を確保。
計画の背景
計画は、事業主でもある弊社が主体となり、土地のポテンシャルを最大限に活かす賃貸住宅のあり方を模索するところから始まりました。単に住戸を並べるのではなく、入居者にとって選ばれる理由を持つ住宅とは何かを重要なテーマとしました。
設計のポイント
4戸の住戸の間には、居住者が共有で利用できる遊歩道と屋外コミュニティスペースを計画しています。
偶然の出会いやゆるやかな交流が生まれる環境をつくることで、住まいを単なる「借りる場所」ではなく、心地よく居続けたくなる居場所へと発展させることを意図しました。
また、このような共用空間は入居満足度の向上だけでなく、長期的な入居や物件価値の維持にもつながる重要な要素であると考えています。

赤い透水性赤レンガ敷きのエリアが共有スペース。4戸の戸建てが並ぶ中でゆるやかな“つながり”を促す遊歩道と共有スペースを計画。


遊歩道中央の広場に設けられた手押しポンプも住民みんなの物。夏には木々の水やりに使ったり、災害時には緊急トイレ用の水として使用可能できます。

各戸の玄関にはちょっと深めの軒下空間を全戸に設けました。バーベキューをしたり、窓際にちょっと座って外を眺めたり。

各戸には土間空間を設置。(↑ B棟の土間空間)屋外とゆるく繋がる土間ダイニングではお客さんを呼んでお茶をしたり、クッキングスクールを催したりする空間に。

2階は斜め天井の大きな空間。
日本では賃貸物件というとほとんどがマンション物件というイメージがありますが、ある程度土地に余裕のある郊外であれば戸建て賃貸という選択もあります。住宅を自ら所有するほどでは無い、でも戸建てとしての魅力も捨てがたい、ただ住まうだけでは無く近隣とのコミュニティも楽しみたいというニーズの多様性に対する一つの回答として企画・設計を行いました。
建築と不動産企画を一体で考えることで、
暮らしの質と収益性の双方を高める計画となりました。
MOBTOWNミナミシモハラは、建築によって入居者の関係性までデザインすることを試みた、私たちの考える賃貸住宅の原点となるプロジェクトです。
戸建て賃貸や収益物件の企画・設計についてご相談をご希望の方はお気軽にお問い合わせください。
