大幸町の木造賃貸住宅|木造3階省令準耐火アパート
本計画は、オーナーの賃貸経営を目的として計画した木造3階建ての単身者向け賃貸住宅です。
周辺には大学が立地していることから、主な入居者を学生と想定し、限られた敷地条件の中で戸数を最大化しながら収益性を高めることが求められました。

敷地規模はコンパクトである一方、建物を3階建てとすることで住戸数を確保。
効率的な共用動線計画とすることで、事業性と居住性の両立を図っています。

限られた敷地の中で3階建てとすることで住戸数を確保し、事業性を高めた計画。
周辺住宅地のスケールに配慮しながら、シンプルで整理されたファサードを構成している。
ロフト(最上階住戸)
各住戸の床面積は単身生活に必要な機能を満たす最小限の構成としつつ、
最上階では屋根形状を活かしたロフトスペースを設けることで、空間の広がりと付加価値を創出しました。
床面積を増やさずに立体的な広がりをつくることで、住性の向上と賃料付加価値の両立を実現しています。

屋根形状を活かして天井高さに変化をつくり、立体的な広がりを生み出している。
床面積を増やさずに付加価値を高め、賃料設定の多様化にも寄与する計画。
単身者の生活に必要な機能を無理なく収めたミニマルな住空間。家具配置のしやすさや日常動作のスムーズさを重視し、面積以上の使いやすさを目指した。
空間の差別化
また、内装計画においては住戸ごとに異なるアクセントクロスを採用。
画一的になりがちな賃貸住宅に個性を持たせ、入居者が自分の好みに合わせて部屋を選ぶ楽しさを提供することを目指しました。機能性だけでなく、選択の体験そのものが魅力となる賃貸住宅を目指しています。






共用動線はコンパクトにまとめ、住戸面積を最大限確保する構成とした。
入居者が日々通る空間として、明るさと見通しの良さを大切にしている。
敷地規模や市場性、ターゲット像を読み解きながら、建築的な工夫によって不動産としての価値を高めること。本計画は、その考え方を具体的なかたちとして実現した事例です。
