名東区の住宅 A邸|こだわりが溶け込む住宅
名古屋市名東区の静かな住宅街に計画した、在来木造2階建ての専用住宅。
ご夫婦と二人のお子さんが暮らす住まいとして、日常の中にそれぞれのこだわりが自然に溶け込む空間を目指しました。

設計コンセプト
家族で過ごす時間を大切にしながら、
住まいの随所に「好き」が感じられること。
素材の選び方、色の置き方、居場所のつくり方。
その一つ一つを丁寧に重ねることで、住むほどに愛着が深まる住宅となるよう計画しています。
外観
2階の一部を張り出した外観構成。張り出した部分を横張りの木板で仕上げ、この住宅の印象的なポイントとしました。住まいの“顔”となる面には木製サッシを採用し、バルコニー内側にも同じく木の仕上げを連続させることで、外部と内部のつながりをつくっています。
アプローチにはシンボルツリーとしてオリーブを植え、成長とともに時間を重ねていく風景を計画しました。



リビング
リビングの壁一面には造作の収納棚を設け、中央にテレビ、その周囲にはコレクションされたカップが並びます。
棚の奥の壁はモスグリーンに塗装。
この色が空間全体の印象を引き締め、家族の集まる場所の背景をつくっています。


キッチン
オリジナルで製作したキッチンは、オーク板の面材にステンレスの天板を組み合わせました。
吊戸棚を設けないことで視界が抜け、LD全体がより広く感じられます。
素材の力を素直に感じられる、すっきりとした佇まいです。

こだわりの書斎
ダイニングの脇に設けた書斎は、床と天井をヘリンボーン貼りとした特別な場所。
家の中にありながら、静かに籠もれる居場所となっています。


洗面脱衣室
洗面台はモールテックス仕上げによる造作。
部屋の有効幅いっぱいに広げ、ゆとりのある使い勝手と上質な素材感を両立させました。

タイル
トイレの壁面には鮮やかな青いタイルを採用。多治見市廿原の陶芸作家の協力により製作したオリジナルです。
玄関にも同じタイルをさりげなく用い、住まいの中に共通する記憶として残るよう計画しました。


暮らしの背景を整えながら、
そこに住む人の「好き」が自然に主役になること。
私たちは、そんな住まいのあり方を大切にしています。
