グループホーム海糸|見守りと暮らしやすさを整えた高齢者施設

グループホーム海糸|見守りと暮らしやすさを整えた高齢者施設

海糸は、認知症の高齢者を受け入れるグループホームとして計画されました。
入居者の穏やかな日常を支えると同時に、スタッフが無理なく見守ることができる配置や動線を丁寧に整理しています。

設計=仕組みづくり

グループホームは法規や面積基準などの制約が多い用途ですが、その枠組みの中でいかに運営しやすく、入居者にとって負担の少ない環境をつくれるかを積み重ねる事が重要です。

外観|白い外壁と白いサッシ 明るさと清潔感を大切に。

見守りのしやすさ

共用空間から自然に居室の気配が感じられるよう、視線の抜けや動線のつながりを整理しています。スタッフが過度に移動しなくても入居者の様子を把握できる配置としました。

日常の落ち着き

また、医療施設のような緊張感ではなく、住まいとしての安心感を持てるスケールや素材感を意識しています。

内観|入居者が日中一番多くの時間を過ごすダイニング

運営面の負担軽減と安全性を高めるため、以下のような配置計画としています。

ダイニング

入居者の方は日中の多くの時間をこのダイニングで過ごされます。建物の中心に配置してスタッフがいつでも様子を伺えるように、かつ南側から沢山の光を取り入れる穏やかで安心のできる空間としました。

プランニング|生活リズムへの配慮と運営サポート

食事、トイレ、入浴、就寝といった日々の流れが自然に営まれるよう、共用部と居室の距離感や動線、使い勝手を無理無駄の無い様に検討を重ねています。また、忙しいスタッフさんが少しでも安心して業務に励める事も施設運営上、非常に重要なので移動のしやすさ視線の抜けに関しては最新の注意を払っています。

9つの個室はそれぞれ違う色のアクセントクロスが貼られています。部屋をただ番号だけで認識するのでは無く、色でも認識できる事が入居者さんにとっても落ち着きを与えるのでは、と考えています。

ロゴ・サイン計画

施設名称「海糸」のロゴデザインおよびサイン計画も担当しました。建築だけでなく、施設の印象や居場所としての在り方が統一されることを意図しています。